小さな疑問を抱いて整った横顔を見つめていると、彼は私を見下ろし「料理、好きなもの取っておいで」と優しく声をかける。とりあえず今はパーティーに集中しないと、と切り替えて料理を取りに向かった。
結構お腹も空いたので、ひとまず言われた通りに料理を取りに行く。目移りしてしまうそれらを直感で取っていると、後ろからぽんと肩を叩かれた。
振り向いた私に、普段より大人っぽいスーツ姿の歩さんがにこっと笑いかける。
「深春ちゃん。楽しんでる?」
「歩さん! 正直、まだ楽しめるほどの余裕はないです」
「ははっ、だよね」
無邪気に笑う彼からは、私に対しての敵意や悪意を感じないのでほっとする。年も近いし気さくに接してくれるから、黒凪家の中で一番打ち解けている人かもしれない。
にこにこしながら「これ美味しいよ〜」と言う歩さんは、一緒にいたら楽しいだろうし絶対にモテるだろう。喜怒哀楽を素直に表すし、子供みたいで可愛い人だ。
こんな風にしている間にも、同じくらいの歳の知り合いらしき男女に話しかけられている。目上の人に声をかけられれば、すっと空気を変えて品よく接しているし、やっぱり御曹司なんだなと思わされる。
結構お腹も空いたので、ひとまず言われた通りに料理を取りに行く。目移りしてしまうそれらを直感で取っていると、後ろからぽんと肩を叩かれた。
振り向いた私に、普段より大人っぽいスーツ姿の歩さんがにこっと笑いかける。
「深春ちゃん。楽しんでる?」
「歩さん! 正直、まだ楽しめるほどの余裕はないです」
「ははっ、だよね」
無邪気に笑う彼からは、私に対しての敵意や悪意を感じないのでほっとする。年も近いし気さくに接してくれるから、黒凪家の中で一番打ち解けている人かもしれない。
にこにこしながら「これ美味しいよ〜」と言う歩さんは、一緒にいたら楽しいだろうし絶対にモテるだろう。喜怒哀楽を素直に表すし、子供みたいで可愛い人だ。
こんな風にしている間にも、同じくらいの歳の知り合いらしき男女に話しかけられている。目上の人に声をかけられれば、すっと空気を変えて品よく接しているし、やっぱり御曹司なんだなと思わされる。



