「ごめんなさい。あまりにもいい顔してたから 撮っちゃいました」 お茶目な亀山先生が言った。 ニセも何も言えなくなっていた。 「分かったよ、それで行こう」 戸川マネージャーはニセが大好きなのだ。 ニセも戸川マネージャーには感謝しているのだろう。 二人は…いい関係である、僕はそう思った。