私は、私。
私は、そのままの……私?
律くんの瞳の中に自分が映っていることが恥ずかしくなって、慌てて視線を落とした。
律くんは私のことを代わっていないよ、と言ってくれた。
だけど律くんのほうは、私が知っているあの頃とは全くの別人だと思うくらい格好よくなっています!
だから、昔は一緒にバスケをしたり、平気で律くんの怪我の治療をしていたのかもしれないけれど、今はもう無理だ。
ろくに目を合わすことすらできない。
確実に赤くなっているであろう自分の顔を伏せて、なるべく不自然な動きにならないように、彼に買ってもらった炭酸飲料のペットボトルの蓋を勢いよく開けた。
そのとき。
プシュウウウウウッ。
「……」
それは勢いよく、まるで水鉄砲のような勢いで炭酸が爆発した。
「んんん!?い、伊都ちゃん!?」
「わー!す、すみません律くん!かかっていませんか!?ふ、拭くもの持ってきますね!カバンの中にありますから!」



