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「伊都ちゃん、おはよー!それから明けましておめでとう!」
「……」
「伊都ちゃん?」
「あ、真実ちゃん!明けましておめでとうございます!」
「伊都ちゃんがボーッとしてるの珍しいね。何かあった?あたしいつでも相談に乗るよ!あたしも聞いてほしいことがあるし!」
「私は全然大丈夫ですよ。ちょっと寝不足で」
「……そう?ならいいんだけどね!」
昨日律くんに「明日きちんと話そう」と言われてから、いろんなことを頭の中で巡らせているとなかなか寝付けなくて、結局一睡もできないまま学校始まりの朝を迎えて今にいたる。
始業式も終わり、3学期の方針と進路調査についての授業を聞いているときもずっと、どこか上の空で集中できないまま、約束の放課後はやってくる。
「じゃあ、今日のHRは終わりなー。あ、今日の放課後清掃は確か……南野、だな。学期始まりにすまんが、よろしく頼んだ!」
「……はい」



