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それからあっと言う間にウィンターカップの開会式が始まり、1日数試合を連続で熟すというハードスケジュールを1ずつクリアして、今日は待ちに待った決勝戦の日。
そして今日は私がマネージャーを務める、最後の日でもある。
「南野さん、この荷物会場に運んでくれる?あたし監督と受け付け行ってくるから」
「分かりました!」
私たち章栄高校のバスケ部は、苦戦しながらもどうにかここまで勝ち上がってくることができた。
残すは瑠衣くんたちがいる、聖央高校との試合を残すのみ――。
「いーとーちゃん!」
「ま、真実ちゃん!おはようございます!」
「おはよー!手伝いにきたよ!」
「ほ、本当に大丈夫ですか?私、真実ちゃんと一緒に行く約束を蹴ってしまった挙句に応援も一緒にできないし」
「なーに言ってんの!伊都ちゃんマネージャーさんとして頑張ってるんだよ!?あたしが手伝うことくらい当然だよー!それに彼氏にも会えるし!」



