「―――え?」
何かの衝撃のように、夕夏さんの最後の言葉は私に重くのしかかった。
律くんと、夕夏さんが……付き合っている?
それに私が引っ越しをしたあと、律くんが悲しんだってどういうこと?
夕夏さんは「まぁ今ドキこんなの守ってる人いないけど、一応ウチの部は恋愛禁止だから誰にも言わないでね」と言って早々と倉庫をあとにした。
踏ん張って持ち上げていたカゴは、だんだんと身体中の力が抜けていく私ではまるで役不足だと言うように、無情にも中のタオルたちをバラ撒きながら落ちていく。
「……」
そう、だったんだ。
律くん―――。



