セリーナとジュリアナという娘を呼び話を聞くことになった。
 そこには副学園長と二人の担任教師を立ち合わせることにした。

 和気藹々という雰囲気ではないので、サロンというわけにはいかず、執務室に呼ぶことにした。


 ジュリアナが私の前に座った。セリーナをジュリアナの隣に座らせることは出来ない。

 何かあったら困るし、そうなると私と向き合うことになりセリーナの可愛い顔を見なくてはならない。見たいけど背けてしまう……。

 セリーナの顔を見ると無言になってしまう可能性がある。