…もちろん、口実のためだけじゃなくて好きな人はちゃんといる。 一つ上の学年の藤堂先輩。 かっこよくて、いつも友達と笑っている姿がまぶしい。 先輩のことは二か月前から好きだ。 当時の私は、友達がクリスマス前に彼氏ができたのがうらやましくて少し俯いていた。 …でもその時、偶然すれ違った藤堂先輩のキラキラした笑顔に一瞬で惹き込まれたんだ。 きっと、この人なら私を愛してくれるはず!そう思えてすごく嬉しかった。 …だから、バレンタインは絶対に成功させるんだ。