私に残された365日はとても、輝いていた

「ありがとう!」

私は伊藤くんに手渡されたアルバムを見て、幸せを噛み締める。

……嬉しいっ!

「そこの二人、イチャイチャしないでくれる?」

その時、痺れを切らしたのか、ひまりちゃんがそう言って間に入ってきて、現実に引き戻される。

「「い、イチャイチャしてない!」」

伊藤くんと私は、ひまりちゃんのその言葉に同時に反応した。

う……ひまりちゃん、なんか楽しそうなんだけど……。

「あの……俺の存在消えてる……?」

そう言いながら、半泣きで自分のことを指さすとしくん。

すっかり忘れていたなんて言えなくて、慌てて首を振って否定する。

「ごめん!ちゃんと見えてるから!」

「そうだぞ!森田のことが見えないなんてありえないからな!」