「舞冬花、もう俺限界なんだけど…キスしていいの?てか返事聞く前にするけどな」


夏葵くんってキスする前に私の耳元触るよね


夏葵くんの顔が目の前に迫ったから私は受け入れるように目をつぶった


すぐに伝わってきた感触


「やばい、止まんねぇかも」


「な…つき…になら何されてもいい」


私が夏葵と呼ぶと驚いた顔をしたけど、すぐ低い声が聞こえてきた


「呼べって言ったけどさぁー、急に呼ぶなんてそんな反則技ずるいわ」


そして私の耳元でこう囁いた


「舞冬花、愛してる」


今日もかっこよくて、私だけの彼氏


𝐻𝑎𝑝𝑝𝑦 𝑉𝑎𝑙𝑒𝑛𝑡𝑖𝑛𝑒