狼鬼×姫様 ✤バレンタイン篇✤ 〜和桜生徒達の物語〜

「夏葵くん、それって9月の誕生石だよね?お揃いなの?え、そうなの〜?」


夏葵君は9月生まれだから、サファイアが光り輝いていた


「お、おそろいじゃぁ、悪い?」


またそっぽを向いてしまった


「夏葵くん、あのね?」


夏葵くんの部屋の真ん中に置かれている机に顔を伏せる


「なんだよ、早く言えよ」


みんなといると女の子みたいにはしゃいでるけど、私と2人だけになるとSを出してくるよね


まぁ、そこも好きなんだけど