「美味しい〜!」


「じゃあ俺も一口ちょーだい!」


と言って透悟くんは箱からチョコを取りだしたのかと思ったら半分口に含んで、もう半分は私の口元に持ってきた


「んっ、もう半分は乃愛瑠に」


私は照れながらも半分を自分の口の中に入れた


「んっ、うまっ」


「ほんとだ〜美味しい!」


程よい甘さと苦さが(以下略)


「俺が思ってた以上に喜んでくれて良かった買ってきて正解だったな」


私の頭を撫でる透悟くんの手が心地よかった


「…乃愛瑠」

透悟くんが私を呼んだから何かと思って、じっと見つめてたら