「行かないって連絡して。」
やっとの思いで見上げた彪雅の顔は、虚しくもさっきと同じで……。
彪雅をこんなにしてしまうくらい、自分は安心させてあげられてないのか。
そのまま彪雅が監視してる中で、断りの連絡を入れた。
この日から、彪雅の束縛はエスカレートした。
同じクラスだから、ほとんど私の言動は監視されていて。
笑うこと、話しかけること、話しかけられても、それに乗っかることも禁止にされた。
ほぼ不可能に近いこのルールを、最初から全て守ることはできなかった。
私がルールを破った日は、寝る時まで暴言が絶えずメールで届く。
返信は1分以内。しないと追ってまた浮気してるかのような疑いをかけられる。
