もう一度、君の笑顔を。




「……これ、なに?」



目の前には私のスマホ。

大輔とのメールのやり取りが映っていた。


行為を終えて少し寝てしまっていた間に、スマホの中を確認していたみたい。

久々に4人で今週末に遊びに行こうという計画のやりとりだった。



「こ、これは……大輔たちとっ、」


「遊びに行こうとしてんの?」



スマホを手に私を見る彪雅の顔は、明らかに怒っていて。

あ、行っちゃダメなのか…そうか、ダメだよね。

遊びに行かない、そう言わないと。



「……断る!断る……から。」


「行くのだけじゃないよ。こんな連絡取ってんのも嫌なんだけど。」


「う、うん。……ごめんね。もう……しないから。」


彪雅が怒るのは苦手だった。好きな人が怒るのは、苦しくて仕方がない。