もう一度、君の笑顔を。





一緒に下校をして、帰り際にキスをして別れる。

学校にいない時間も連絡を取り合って、「好きだよ」「大好き」なんていう連絡は毎日のようにあった。

私と2人でいる時の彪雅は甘々で、「可愛い」を連発してキスばかりしていた。


そんな生活をして、私もすっかり彪雅の愛に溺れていて…。

きっとこの時にはもうお互いに依存していたのかもしれない。




いつも出張で家を空けている私の家が、私たちのデート場所だった。

一緒に出かける予定がなければ、休みの日も放課後も、彪雅は私の家に来た。

近くのファストフード店でご飯を食べて、レンタルビデオのお店でビデオを借りて、私の部屋で一緒に見る。


彪雅は映画なんか見ちゃいない。キス魔な彪雅と部屋で2人っきりなんていったら、当然そういう雰囲気になるわけで…。