もう一度、君の笑顔を。





「翠の幼馴染のさ、大輔と悠?だっけ。あいつらと話すのやめてくれる?」



付き合って2週間くらい経った頃の放課後。

教室で私たち2人だけの空間で、彪雅が少し不機嫌な顔つきで言ってきた。



「……ん?えっと…大輔と悠と話すなってこと?」


「そう。」



彪雅はそれが当たり前だとでも言いたそうに頷いた。

なんで……?なんで話しちゃダメなの…?



「嫌なんだよ、翠が他の男と笑ったり話したりしてるの。」


「で、でもあの2人は幼馴染だから男として見てないし、ちゃんと好きなのは彪雅だよ?」


「翠がそうでもあっちはわかんないだろ。とりあえず、翠がとかじゃなくて俺が嫌だから。もう話すなよ。」



彪雅が嫌なら、そうするべきだ。