「まだ高城くんの気持ちほど好きにはなれてないけど、少しずつ好きになっていきたい。」
「もちろん!これからは彪雅って呼んでね。」
そう言ってはにかんだ彪雅は、すっごくかっこよく見えて。
告白されたのも、異性として好きだと思えるかもと思えた初めての人。
フる理由がなかったというより、告白されたことが嬉しかったのかもしれない。
これが恋なんだと思うくらい、初めてこんなにドキドキした。
「あ、うん。…私も、翠でいいよ。」
なんて目が合えば2人で笑い合って。
初めて手を繋いで教室に戻った。
「これからよろしくな。」
隣を歩く彪雅が笑顔でそう言った。
これが、私の人生を変える
_______________地獄の始まりだった。
