もう一度、君の笑顔を。





「ほらほら、授業始まっちゃう。席戻りな。」


「あ!ほんとだ!じゃ、あとで!」



ふぅ、なんとか逃げ切った……。

次の授業を出たら昼休み。

ほんとに告白だったらどうしよう…なんてあるはずもないことを心配して、上の空で授業を受けた。






「じゃあ行ってくるね!」


「うん!気をつけて〜!」



沙羅とお昼ご飯を食べた後、そう言って高城くんの席に行った。

高城くんはもうすでにご飯を食べ終わって、男子たちと戯れていた。



「…高城くん?ごめんお待たせしちゃって。」


「ううん!逆に時間作ってくれてありがとう。じゃあ行こっか。」


そう言って歩き出した高城くんをニヤニヤしながら見てた男子たちが、


「神谷、頑張れよっ!」


なんて小声で言ってきた。