もう一度、君の笑顔を。



今日は委員会もないし、沙羅とご飯食べた後なら時間作れるはず。

それだけ言って自分の席の方に戻っていった。



「え!ねえねえ、告白…とかじゃない?」


「いやいや、ないって。なんで私なんか…」


「まあでも!私は大輔くん推しだけどねー。」


「だーかーら、それもないって。」


沙羅は出会った時から、ずっと大輔と私が付き合うのを期待している。

あわよくばダブルデートをしたい、なんて言い出してくる始末で……。

悠と大輔は私にとって異性というより家族に近い感覚で、もちろん異性として意識したこともなかった。



「大輔くんは気があると思うんだけどなー。」


「もう家族みたいな感じなんだって。女としても見てないと思うよ。」


「うー…、お似合いだと思うのに……。」