もう一度、君の笑顔を。





彪雅と出会ったのは3年前の中学2年の時。


2年生のクラス替えで同じクラスになったことがきっかけだった。


「ねえねえ翠!!あんなイケメン、うちの学校にいたんだね!」


中学1年のときから友達だった沙羅が、私の腕をひっぱりながら彼の方を指さしていた。



「あ、高城くん?」


「そうそう!」


クラスの男子達と戯れてる中の1人。

高城彪雅。まだ幼稚さが抜けてない周りの男子と比べて、ずば抜けて大人びて見える子だった。

爽やか、という言葉がしっくり来るような、少女漫画の王子様みたいだった。


「まあかっこいいけどさー、私は好きとかはないかなあ…。」


「んもうっ!相変わらずドライなんだからー!まあ、私も悠一筋だから!」


「そうだよ、沙羅には悠がいるじゃん。」