もう一度、君の笑顔を。





深呼吸をしたいのに、止まってくれない涙のせいで嗚咽が激しくなる。


頭に激しい痛みが走って、意識が遠のいてきた。


その反動でソファから倒れて、ゆらゆらと目の前の綺麗な景色が歪み出した……





_________バンッ!!



「_______翠っ!!」




あいつじゃない声だ……。




意識を手放した瞬間、ふわりとシトラスの香りに包まれた気がした__________