畳み掛けるように一気に話しかけてくるヤンキー達
いや行くわけないでしょうが……
「ごめんなさい、帰るので」と言おうとしたとき、集団の1番後ろにいた人が私の方へ近づいてきた。
「あれ、お姉さんってもしかして……」
と私の顔を覗き込んできたそいつは、
「……かみや、すい…?」
………は?
いま、なんて………
「……っえ」
「あ、マジだった感じ?」
なんで、どうして、どうして私の名前……
逃げることよりもそんな焦りで頭がいっぱいになってしまい、肯定ととられてしまう反応をしてしまった
ダメだ、動けない
石みたいに固まった足に動けと指示を出しても、恐怖の方が優ってしまった
動け、動くんだ、動いてくれ足
そう頭の中で唱えていると
