もう一度、君の笑顔を。







「翠ちゃん、たぶん嫌がらせ受けてるな。」


そう伝えてきたのは、仁。


「なにそれ!それ絶対助けなきゃなやつじゃない?!」


それに乗っかったのは、冬馬。





まあそうだよな。もちろん目線が俺に向く。

また俺かよ……。紫月に言ってくれよな…。

 

「……たしかなのか?」


「まあ俺たちが気づかないように分かりづらい感じでやってるみたいだけど。隣の席にいる俺が気づかないわけないじゃん。」


「具体的には…?」


「あー机の中に変なこと書いた紙入ってたり、靴無くしてたりもしてたな。」


「…まあ、そのままにしておくわけにもいかないな。」


あくまで青蘭としての秩序を保つためだ。




「俺はとりあえず教室戻るわ。なんかあったら連絡するから。」



「あぁ。」