もう一度、君の笑顔を。




うまく誤魔化せたかな……。

紫月のプライベートを守るためにも、部屋に行ったことは黙ってたほうがいい気がする。


「やっぱ入っちゃってたんじゃん!青蘭の方々には悪い意味で目つけられないように、気をつけなよ?」


「ごめんごめん。気をつけます…。」


いい意味でも悪い意味でも、もう目をつけられてる気がするんだけど……。


これ以上話したらボロが出そうだ……。

明那のマシンガントークをうまくかわして話を切り上げた。


そうだ、荷物全部置きっぱなしだったな…。


自分の席で昨日残してしまった荷物やらを整理していると、机の中から紙切れが出てきた。



【死ね 身の程をわきまえろ ブスはひっこめ】



それなりに整った字で書かれているから、女子が書いたものだろう。