もう一度、君の笑顔を。






「でもさ…。」


私は一段階声を低くした。

嫌いなんだよなあ。理想ばかりを押し付ける人は。




「たいして話したこともないんだったら、あんたたちの物差しで彼らを図るのはやめなよ。自分たちの理想を、彼らに押し付けないで。」



このまま話しても埒があかない気がしたから、少し強めな言葉を言ってしまった。



「なに知ったような口聞きやがって……!!」



あー絶対怒らせたよ。これもしかして殴られたりしちゃうやつかな。

別にマウントとったわけじゃないんだけどなあ…


手を振りかざしたのが見えて、目を瞑ったとき。






「そのまま行けば退学にするけど、いい?」