もう一度、君の笑顔を。





初めて紫月の部屋に行った日に教えてもらった、紫月のアドレス。


【今日学校いるから、屋上きてー】


そんな一言で、さっきのモヤモヤが晴れてしまった私。認めたくないけど単純すぎる。

こんなところにいるくらいだったら、紫月のところで落ち着いていたい…と思ってしまう。

屋上にいく前に、第2理科室に行こう。


そう決めて歩き出した私の足取りは、とっても軽かった。





「失礼しまーす…」


「あっ神谷さ〜ん!ちゃんときてくれてありがとう!」



女3人か……。嫌がらせじゃないかもしれないなんて思った私、バカすぎるなあ。


ネクタイは緑…ってことは同じ学年。



「わざわざ呼び出しちゃってごめんね?」


「話があるなら手短にしてもらえる?」


「優しくしていってあげてるんだから、黙ってよ。」