もう一度、君の笑顔を。





「い、いや、嘘もなにもないよ。ていうか屋上自体、使えるのは紫月だけだって、久我くんも言ってたし。」


「……は?なんでまた仁が出てくんの。」



今までも冷たい表情ではあったものの、久我くんの名前が出た瞬間に、さらに冷たくなった気がした。

声のトーンもひとつ下がって、じーっと私を見つめてきた。



「仁と仲良すぎない?」


「じん?あぁ仁って、久我くんのことか。」



あ、たしかに幹部の1人だし、私なんかより2人の方が仲良いよね。

2人が話してるの見たことないし、あんまり想像できないけど…。




「同じクラスだしー、隣の席だしね。」


「あーあいつ、2-Aだったか。」


ため息混じりでベットに両腕をつきながら上を仰いだ。


ちょっと距離があいて心臓を落ち着かせてると、またすぐに迫ってきて