もう一度、君の笑顔を。


「何階か、押さなくていいの?」


「ボタンないからな。」


ん…?何言ってんだ…?

さっきから何も教えてくれないからついていけないんだけど…。

っていうか私これからなにされるの?!

そんなことも考えずにテクテク着いてきちゃったけどさ…

なんか処罰とか、下僕的なことされるのかな…

逃げ道だけは確保しておかなければ!!ちゃんと帰り道覚えておこう。


そんなことを考えているうちに、階数を示すモニターは【60】を指していた。

もう降りるのかと思いきや、止まったエレベーターがまた動き出して、【61】と表示された。


え、60階までじゃなかったの?秘密の部屋みたいな感じかな?