もう一度、君の笑顔を。





ソファにうなだれる冬馬を見てると、紫月は立ち上がって私の方へ寄ってきてて


「翠、久しぶり。」


「ひ、久しぶり…。」


これって笑顔?この目の奥が笑ってない笑みはなんなの…?恐怖まで感じるんだけど…



「じゃ、いこっか。」


「は?!どこに?!」



私の手をとってさっき入ってきた扉に手をかけた。



「紫月、あとで迎えいくからな。」


「わーってるよ。邪魔はしないでねー。」


紫月は幹部3人に目も向けず、私の手を引いて部屋を出た。