もう一度、君の笑顔を。




紫月と一緒に眠る日は、悪夢も見なくなった。


「やることはちゃっかりやってるくせに〜。」


やること?やることって、男女の営みのことを言っている……よね?


「まああいつは手出すの早いもんな〜。」


いやいやしてないけど!?

なんとなくだけど、彼は私のペースに合わせてくれてるように感じるし、自分だけの欲を押し付けたりする人じゃない。

でも、今までは違かったのかな。



「紫月って……は、早いんだあ。」


「まあ仕事関係でそういうコトしなきゃいけない時もあったからねえ。それで付き合ったって勘違いした女もいたくらいね。」


「へ、へえ……。」



胸がチクッとした気がした。