もう一度、君の笑顔を。




久我くんがそう教えてくれた。

全員がスーツ姿なのがずっと気になってて、私だけラフな恰好で来てしまって少し後悔してた。



「こうやってみんなでご飯食べるのも久々なんだよ!翠ちゃんがいなかったら集まれてなかったかも〜。」


「いやいや…。逆に誘ってくれてありがとう、です。」


前に助けてもらったこともあったけど、いまだに距離が掴めない……。


そうするとどんどん料理が運ばれて来て、クルクル回転するテーブルに料理が埋め尽くされた。



「うわあ……美味しそう。」


「好きなだけ食えよ。」


そう言った紫月も隣にいるし、好きなだけ食べられるかも、と思ったらいつも以上に料理が美味しそうに見えた。