もう一度、君の笑顔を。





もうすぐ食べ終わる頃に、


「お待たせ。」


「うん、おかえり。」


5分ほどで戻ってきた紫月は、少し不満そうな顔をしていた。



「なんか……あった?」


「今日の夜メシ、延期でもいい?」


「え……、あ、うん。全然大丈夫だよ。」



ちょっと、いやかなり、残念だけど。仕方ない。

落ち込んだフリを見せないように、いつも通り話さないと。


「いや、夜メシは行く。……けど、暁良たちが来るらしい。」


暁良たちって、久我くんと冬馬さんの3人のことだよね。

尋ねてきたのは暁良さんだったのか。

幹部で話すこともあるんだろうし、私は邪魔者だよな……。



「そっか。……だったら、みんなで行って来なよ。私は全然大丈夫だから。」



「なんで4人で飯食うんだよ、翠目的なのに。」


「はい……?」



私目的ってなんだよ……。
紫月がずっと不機嫌そうに話してくるのも不思議だし。