もう一度、君の笑顔を。




「……は?」



一気に不機嫌そうな顔つきに変わった紫月を見て、やってしまった、と思った。

こんな嫉妬じみたこと言うなんて、私らしくもないし、迷惑かけるだけだ。

謝らないと……ごめんって言わなきゃ。



「翠以外の女を入れるわけないじゃん。」



え……。ほんとにいないの……?


なんでそんなこと聞いたんだよ、みたいな顔してサラッと言い張った紫月が、今の私には輝いて見えた。

そう言われて単純に喜んでしまって、居なかったならよかったと安心してしまう自分がいた。



「そ、そっか……。」


「下着は、暁良に頼んだ。」


「あ、暁良さん?」


「昨日翠が寝たあとな。着替えもなんもねえから暁良に連絡して用意させた。まあ暁良には頼んだけど、用意したのは女だから安心しろ。」