もう一度、君の笑顔を。





昨日のこともあってか、少し敏感になりすぎてるのかもしれない。

大丈夫なはず……。高校に入学すると同時にスマホだって新しいものに変えたんだから。



「……翠?」


「………あっ、ごめん。なに?」


「朝ごはん、食べよっか。」


「う、うん。」



あまり心配をかけないように、なるべく口角を上げて頷いた。


すぐに運ばれてきた朝食は、ホテルで出てくるみたいな朝ごはんで、やっぱりお金持ちだと実感。

彪雅と付き合ってた時にどんどん少食になって、身体が食事を受け付けない時期もあったけど、別れてしばらく経ってから少しずつ食べられるようになってきた。

まあ、いまだに少食なのは変わらないままなんだけど……。