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「……起きたか。」
目が覚めると私はベッドに横たわっていて、紫月はベッドの脇に座っていた。
あれ……私さっき……。
紫月の悲しげな表情を見て、さっきのことを一気に思い出した。
私は身体を起こして紫月の方を向いた。
「……あの……ご、ごめんね…。」
言い訳も回りくどいことも言う気力はないし、咄嗟に出た言葉はそれだけだった。
迷惑をかけて、こんな顔にさせてしまった申し訳ない気持ちと、嫌われたんじゃないかという恐怖。
「…謝んなくていい。」
小さい声でそう言って、目線を落として私の手を握った。
嫌われたりは、してないってことだよね……?
「…ほんとたまにね、なるやつ。…でももう、大丈夫だから。……紫月仕事終わりで疲れてるのに、私こんなんになっちゃって…」
