もう一度、君の笑顔を。





『はい。……ありがとうございます。色々と、お世話になりました。』


感謝の意を込めて、しっかりとお辞儀をして卒業した学校を後にした。


卒業を迎えると同時に、大輔たちとの関係も終わりを遂げた気がした。





この先、この傷を背負って生きていかなきゃいけない。

いい人だと思っても、化けの皮をはがせば人を平気で裏切るんだ。


自分の幸せも、人を信じることも、もうやめると心に決めた。

地位や名誉も、世間体も噂もすべて、もうなにも信じない。






私は、私自身を守るために生きる。