「……これから先、誰がお前のこと好きになってくれると思ってんの?」
「えっ……。」
逆上して立ち上がった彪雅は、私を見下ろしながら冷静な声で言い放った。
「そんな傷だらけの身体でさ……。」
言われて初めて、思い出した。私の身体には、彪雅につけられた傷跡が残ってる。
こんな身体で、この先愛してくれる人なんて現れるのだろうか…。
傷だらけでボロボロの私を、嫌がらない人なんて……いるんだろうか。
「俺の愛は純愛で、お前の傷は、俺のものだっていう証拠なんだよ…。」
「……なに、言ってんの……?」
私が傷つけば傷つくほど、きっとこの人は、どんどん狂っていく…。
私を人として見なくなる。こんなの……純愛なんて言わない。
奥底にあった恐怖心がどんどん大きくなってきて、心臓の鼓動が早くなっていくのがわかった。
