双子の幼なじみは甘く溺愛したい

とにかく、何か言わないと。

「わ、私2人の幼なじみで、た、たまたま再開したら絡んでくるっていうか…」

「あんたはなんも思ってないのに、お二人が勝手に寄ってくるとでも言いたいわけ!?」

「そ、そんなこと思ってないです。あの、その手に持ってる紐、返してください…。」

リーダらしき気の強そうなポニーテールの女の子の後ろにいる子の1人が、三人四脚で使っていた紐を持っていた。

「そんなんでよく返して貰えると思ったわね。ふざけないでっ」

やばっ、ビンタされる。

痛みを覚悟して目を閉じる。


バチン


あれ?いた、くない?