双子の幼なじみは甘く溺愛したい

がらがらがら━━━━━


「失礼します。」

「って、先生いなくねー?」


なんで先生いないのー??

これじゃあの日みたいに双子と私だけになっちゃうじゃん!!

「とりあえずここ座れ。」

保健室の端にちょこんと置かれた小さな木の椅子にやっとおろしてもらえた。

なんだかんだ言って優しい2人。

「運んでくれて…その、ありがとう。それと、迷惑かけてごめんね。」