駅に着くとちょうど乗る予定の電車がきてた。

1人はなんだか心細いので、カバンからワイヤレスイヤホンを取りだして耳にはめる。

お気に入りの曲を聞きながら空いている席を探す。

ここは都会過ぎず、田舎でもないので電車がぎゅうぎゅうという訳では無い。

でもやっぱり朝は空いてなかった、座りたかったのにーーー!

仕方ないので扉の近くの手すりをもつ。

音楽を聞きながらぼーっとしてるとふと、どこか懐かしい匂いが。

したような、、?してないような、、、?

あ、新しいヘアオイルつけたからかな?

そんな時、朝お母さんが言ってた迅くんと蓮くんが頭をよぎった。

そういえばあの2人一体なにしてんだろ、

まぁいっか。今さらもう関係ないし。

そんなことを考えてると降りる駅に着いた。

やっぱり学校までの道のりも不安なためナビを再開させる。

私はドキドキしながら、足を進めた。