「結〜朝ごはんできたよー」

「はーい今行くー」

お母さんに呼ばれテーブルまで向かうと、美味しそうなフレンチトースト!

朝から最高すぎる。

「そういえば近所の秋風さんのお家の2人はどこ行くんだろうね〜」

朝ごはんを食べてるとお母さんが急に言った。

秋風、、、、秋風??誰だっけ、

「ちょっとその顔!覚えてないでしょ」

ううっ、そんな顔に出てたかな?

苦笑いしながら頷く。

「双子よ!秋風迅くんと蓮くん。昔よくあそんでたじゃない。」

「.......あっ!思い出した!いや〜懐かしいな、」

思い出した。かんっぜんに思い出した。

幼稚園が同じで家もすぐ近く。

お互い外で遊ぶのが大好きで、幼稚園でも、そこから帰ってきてからもずっと遊んでた双子の男の子。

迅くんはすごく優しくてよくお菓子をくれた。

蓮くんはよく意地悪してきて最初は苦手だったなぁ。

でも2人ともとっても大好きなお友達だった。