双子の幼なじみは甘く溺愛したい

「私、やりたいこととか夢とか見つけられなくて、神楽高校は制服がすごく可愛くて、設備もすごく良さそうだったからなんだけど…。」

まさか、この2人がいるなんて誰も思わないって!

「そうなんだ。夢、見つけられるといいな。」


昔よりちょっとクールな感じになってるけど、どこか優しい。迅くんのまんまだ。


「そんなこと言ってぇ、本当はお前、俺らがいるからじゃねーの?」

「違うってばぁ!!本当にたまたまなの!」



これはまだ優しい方。蓮くんは昔からよくからかってきて困る。


「あっそう。てかお前、なんで昨日あんな早く帰ったんだよ。」


「…えっと、それは、」

やばい。なんて言ったらいいんだこれは。