こじらせて★おねがいっ

古城からの脱出からしばらくたった放課後、緒音と亘二が笹の前を通りかかる。
ほとんどのペアが脱出に失敗したのだが、短冊はまだ飾られたままだった。
ふと疑問が浮かぶ緒音。
「そういえば、第2の試練って何だろう」
「今第3の試練やっているみたいだけど」
「もう!?どんな!?」
「動物の格好で走り回っている」
「どういう状況!?」
亘二は遠くで走るペア達を眺めていた。
緒音は少し考えてから、寮へと帰ろうとする。
「見ていかないの?結構面白いよ」
「やめとく。1位になるためには勉強するのが近道だと思って。
 あたし、願い事は自分で叶えるって決めたから!」
「それならオレも帰ろうかな、1位になるには2人揃わなきゃいけないだろうし」
初心にかえって地道に努力しようと決意する2人だった。