緒音と亘二がはじまりの間に到着した。
「こんな部屋もあったんだ」
緒音にとっては初めて見る光景だ。
そこには抱き合っているペアが。
「何してんの!??!?脱出は諦めたの?警報がないからって破廉恥な!!」
緒音が目をそらす。
亘二は抱き合うペアをじっと見ている…?
「えっまさかそんな趣味が?!」
緒音は動揺を隠せない。
「いや、そうじゃなくて…抱き合って割るんじゃない?風船」
「なんだ、そういうことか!でも…」
「何?」
「他のペアを参考にしていいのかな」
「そうだけど、残り時間少ないし、風船がどれかはまだわからないからな」
「風船探さなきゃだった!ここに浮いている風船のどれかかな?」
風船を見ながら、緒音は1年の頃を思い出す。
「最初の方にあった風船を割るゲームとか?」
「あーあの結構恥ずかしかったやつ」
入学したばかりの頃、風船をそれぞれのお腹に挟んで割り、中に入っている質問に答えていくというゲームがあった。
緒音と亘二は、苦戦しながらようやく1個割ったが、恥ずかしさ等からなかなか2個目が割れなかった。
「…あの時の風船は確か……この…V型!」
「V!?」
「どうやって割るんだっけ」
「時間ないしいくぞ」
「えっちょっ待っ…」
意外と早く覚悟を決めた亘二が勢いよく緒音を抱きしめる。
パァン
うろたえる緒音。
(風船と一緒に心臓も破裂するかと思った)
風船から質問が書かれた紙が出てくる。
[前よりパートナーは大切な存在になっていますか?]
「大切っていうか…」
もごもごと言葉を濁す緒音。
「ここは[はい]だろ?」
「うぅ…わかったよ」
亘二が[はい]を選んで送信する。
「脱出終了でーす」
スタッフがやってきた。
「あの、今送信したんですけど」
亘二が尋ね、スタッフが確認する。
「残念ですが、間に合わなかったようです」
「「ええぇえぇ!!!!」」
脱出失敗!!
「こんな部屋もあったんだ」
緒音にとっては初めて見る光景だ。
そこには抱き合っているペアが。
「何してんの!??!?脱出は諦めたの?警報がないからって破廉恥な!!」
緒音が目をそらす。
亘二は抱き合うペアをじっと見ている…?
「えっまさかそんな趣味が?!」
緒音は動揺を隠せない。
「いや、そうじゃなくて…抱き合って割るんじゃない?風船」
「なんだ、そういうことか!でも…」
「何?」
「他のペアを参考にしていいのかな」
「そうだけど、残り時間少ないし、風船がどれかはまだわからないからな」
「風船探さなきゃだった!ここに浮いている風船のどれかかな?」
風船を見ながら、緒音は1年の頃を思い出す。
「最初の方にあった風船を割るゲームとか?」
「あーあの結構恥ずかしかったやつ」
入学したばかりの頃、風船をそれぞれのお腹に挟んで割り、中に入っている質問に答えていくというゲームがあった。
緒音と亘二は、苦戦しながらようやく1個割ったが、恥ずかしさ等からなかなか2個目が割れなかった。
「…あの時の風船は確か……この…V型!」
「V!?」
「どうやって割るんだっけ」
「時間ないしいくぞ」
「えっちょっ待っ…」
意外と早く覚悟を決めた亘二が勢いよく緒音を抱きしめる。
パァン
うろたえる緒音。
(風船と一緒に心臓も破裂するかと思った)
風船から質問が書かれた紙が出てくる。
[前よりパートナーは大切な存在になっていますか?]
「大切っていうか…」
もごもごと言葉を濁す緒音。
「ここは[はい]だろ?」
「うぅ…わかったよ」
亘二が[はい]を選んで送信する。
「脱出終了でーす」
スタッフがやってきた。
「あの、今送信したんですけど」
亘二が尋ね、スタッフが確認する。
「残念ですが、間に合わなかったようです」
「「ええぇえぇ!!!!」」
脱出失敗!!
