こじらせて★おねがいっ

亘二がいる部屋にはテーブルがあり、その上には10個の紙風船が横一列に並んでいる。
紙風船の本体とすぐ手前にはそれぞれ左から順番に、ランダムと思われるカタカナと0〜9の数字がひとつずつ書かれている。

 ア ミ ロ ブ ヌ ケ ー チ リ ッ
 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 

そして壁には十分なスペースの空いたひらがながいくつも並んでいる。
また、緒音がいる部屋の壁にもスペースの空いたひらがなが並んでいる。
お互いにそれぞれの部屋の状況を説明しあい、情報を整理しようとする。
「紙風船といえばアレを思い出すね」
「ああ」
「デッサンのモチーフ」
「なんだソレ!?体育祭のことかと思ったわ!」
実際、昨年の体育祭では紙風船を使った競技があった。
そんなことを思い出しながら、謎を解く方法を考える。
「とりあえずどんな文字があるかお互いに読んでみよう」
と、緒音が提案する。
「み」「か」「う」「ふ」「ん」「せ」「ら」「な」「て」「べ」「ち」「い」「ん」「ね」…
「なにこれ」
「順番逆じゃない?」
気をとりなおして読み直す2人。
「かみふうせんならべていちねんつくれ」
ハッと緒音が閃いた。
「いちねん…52週と1日?確かトランプの枚数が…」
「そうなんだ、でも『ケロ…ミ?』は違う気がする(カエルの名前?)」
「じゃあ8760時間だから…」
「よく知ってんね!?」
今までの流れから亘二が気付く。
「365日は?3と6と5の紙ふうせんの文字を順に読んで…」
「いやこれひっかけかも」
「え?」
「うるう年は366日だし!」
「『ブーー』って何だよ!!!」
討論の末(うるう年のパターンも全部確認した)[ブーケ]と入力し、クリア!