「たぶん、そうだろうな」
裕貴は頷いてしばらくその場に立ち尽くした。
自分たちの目的はフクロダキをしっかりと供養することだ。
それによって友人を助けることができるかもしれない。
「下におりて探す?」
智香の問いかけに左右に首を振りたかった。
こんな場所一刻も早く立ち去りたい。
この異臭だけには耐えられそうにない。
心からそう思ったが、目では崖下へおりられる場所がないか探していた。
「あそこに蔓がある、あれを使っておりれるかもしれない」
木に絡みつくように群生している蔦植物を手にしてみると想像よりもしっかりしている。
裕貴が両手で引っ張ってみてもブチブチとちぎれていくことはなかった。
蔓は崖下へと伸びていて、これを使えばおりていくことはできそうだ。
でも、本当に行くのか?
あの中からフクロダキを見つけ出すことなんて、本当にできるのか?
自問自答するが、やるしかないことはわかっていた。
すでに骨になっているはずのフクロダキを救出するのだ。
「行こう、裕貴」
智香が裕貴よりも先に蔦を握り締め、崖下へとおりていく。
裕貴は頷いてしばらくその場に立ち尽くした。
自分たちの目的はフクロダキをしっかりと供養することだ。
それによって友人を助けることができるかもしれない。
「下におりて探す?」
智香の問いかけに左右に首を振りたかった。
こんな場所一刻も早く立ち去りたい。
この異臭だけには耐えられそうにない。
心からそう思ったが、目では崖下へおりられる場所がないか探していた。
「あそこに蔓がある、あれを使っておりれるかもしれない」
木に絡みつくように群生している蔦植物を手にしてみると想像よりもしっかりしている。
裕貴が両手で引っ張ってみてもブチブチとちぎれていくことはなかった。
蔓は崖下へと伸びていて、これを使えばおりていくことはできそうだ。
でも、本当に行くのか?
あの中からフクロダキを見つけ出すことなんて、本当にできるのか?
自問自答するが、やるしかないことはわかっていた。
すでに骨になっているはずのフクロダキを救出するのだ。
「行こう、裕貴」
智香が裕貴よりも先に蔦を握り締め、崖下へとおりていく。



