水と油の私達

やっと視界が解放されたと思ったら目の前には、図書館があった。

よく使われている一階じゃなくてほとんどの人が来ない二階へと連れていかれる。

ステンドグラスが綺麗に見える窓際の席に座らせられる。

煙草の箱を取り出すりつくん。



「吸っていい?」

「え?いや、だめでしょう」

「めんどくさ。お前もそういうタイプかよ」



ニコニコとした胡散臭い笑みが剥がれる。

変わりに腹黒の男がでてきて誰が嬉しいのよ。



「あれだろ?未成年だから~とか、煙草は身体に良くない~とか言うんだろ?」

「え?」

「まじでそういう正義気取ってる女って面倒くせえよな」

「いや…」

「だからおれは姫なんて反対だったんだよ、女なんてみんな面倒くせえ」



喋ろうとしても遮られて流石にムカついてくる。

なんなのよこの男は。

勝手に連れてきて。

それに、私は…