水と油の私達

月曜日、教室に入ると周りがワッと声をあげる。

私の周りへ集まってくるクラスメイト。



「あ、青原さん、紅の姫ってほんと、!?」

「え!?」

「でもあんなに薪矢くんのこと嫌ってたよね?」


喋ろうとしても遮られる。

勝手に話が進んでく…

喋らせてほしい…


「姫って、なんだっけ、あの、金髪の…」

「凪奏音でしょ?」

「違うよ、あの子確か親衛隊隊長だよ」

「女なのに?やばっ。紅どんだけ弱いんだよ」



考えるよりも先に私は机を叩いていた。

バンッ!という音にクラスメイトが一斉に私のほうを向く。


「のんちゃんは、強い。あんた達なんかよりずっと。紅も、強い。侮辱、しないで」


驚くクラスメイト。

さっき紅の悪口を言った人が掴みかかってくる。



「もう一回言ってみろよ。てかお前生意気なんだよ。対して可愛くもないくせに」

「…」