「ああ~、授業とかかったりぃ~っ!!」

「フッ、グスッ...ゆきとっ...
はるきっ、みかさ、なづきっ!!
わたしなにかした...?
なにかっ悪いことしたかな?
なんでっ、信じてよっ!」



たった一人で涙を流す君は、とても弱々しく見えた。

クラスで見かける君はいつも笑ってるのに。

その裏で、こんなに抱え込んでたのか?

俺が、傍で抱き締めてやりたい。




「...なんて名前いらないっ!
ゆきとたちがいればそれでいいのにっ!!
それじゃあダメ、なのかなぁ?」