ツバキさんはタオルケットを畳みながら笑う。
「うちに泊まってもらおうと思って連れてきたから大丈夫」
「うん?」
「シャワー浴びておいでよ。あ、着替え買ってこよう」
「い、いやいや自分で買ってきます!」
マンションの外にコンビニがあったのは覚えていた。
ベッドからおりてそう言うと、ツバキさんも同時におりる。
「俺も朝ごはん買いに行く」
就活スーツと私服という謎のコンビで車をおりた。昨夜は気付かなかったけれど、この車大きいし高そう。
あとツバキさん家のリビングの隅にあった棚に犇めきあうように収納されていたトロフィーの数々を思い出す。



