メロンソーダを入れながら、横にソフトクリームの機械が置いてあるのを見つけてテンションが上がった。 ヤマダさんに伝えようと部屋へ戻ったけれど、その前で立ち止まった。 中から、声がした。 歌声だ。 綺麗な、美しい声。 部屋番号は絶対に合っている。二度確かめて、静かに扉を開けた。 こちらに背を向けて液晶画面を見ながら歌っているのはヤマダさんだった。 それが、確信に変わる瞬間。 後ろでガチャ、と扉が閉まる音にヤマダさんが振り向く。 何故か驚いたような、不安が混じったその表情が印象に残った。